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塗装工事後に気をつけたいメンテナンススケジュールとは?

塗装工事が終わってホッと一息、というわけにはいきません。実は、施工後の継続的なメンテナンスが、外壁を長持ちさせる鍵になります。劣化を未然に防ぎ、必要な補修を適切なタイミングで行うことで、大規模な改修を抑えることも可能です。この記事では、初心者にもわかりやすく、塗装後のメンテナンススケジュールの目安と具体的な作業内容を解説します。

初期〜1年:引き渡し後の確認と軽点検

塗装直後~数カ月
塗装から間もない期間は、塗膜のなじみや付帯部の状態をチェックしておきたい時期です。塗料が外壁に“なじむ”過程で、微妙な色の差異や仕上がりムラに気が付くこともあります。この時期に気になる点があれば、まだ対応可能なことが多いため、施工業者に連絡をして補正してもらうようにしましょう。

1年後:初回の定期点検
引き渡しからおよそ1年目には、全体をざっと目視で確認し、以下のような点をチェックしておくと安心です:

* チョーキング(手で触ると粉がつく現象)の有無
* 塗膜の変色、褪色の兆候
* 小さなひび割れ(ヘアクラック)やコーキング部分のひび
* 付帯部(雨樋、軒天、窓枠など)の状態
* 飾り部品・鉄部の錆びや剥がれ

軽微な異常なら、この時点での補修で対応可能なケースが多くあります。

3〜5年:中期メンテナンスのタイミング

工事後3〜5年は、塗膜の中盤期に入る時期です。このあたりで以下のような予防的なメンテナンスを行っておくと劣化の進行を遅らせられます。

* 外壁全体の洗浄:柔らかいブラシ+中性洗剤、水洗いで汚れ・コケ・埃を除去
* コーキング部分の再点検:劣化がひどい場合は部分補修
* 鉄部、金属部のメンテ補修:剥がれや浮きが見つかればタッチアップ塗装
* ひび割れ補修:深いヒビには補填やシーリング工事を検討

この時期の手入れを怠ると、小さな不具合がやがて大きなトラブルに発展する可能性があります。

7〜10年:本格的なチェックと再塗装検討時期

多くの塗料では7〜10年ごろが塗り替えの目安とされており、この時期には以下の点を重点的に確認します。([gaiheki-kakekomi.com][1])

* 全体の色あせ、褪色が目立つか
* 塗膜の剥がれや浮き、膨れの箇所
* 構造クラック(幅が広いひび割れ)が生じていないか
* 付帯部(雨樋、破風板、軒天など)の状態と木部・鉄部の腐食
* シーリングの劣化・ひび割れ:打ち替えが必要な箇所

この段階で再塗装や全面補修を視野に入れると、次の塗装周期がスムーズに進みます。

10年以降:長期維持のための注意点

10年を超えると、塗料性能が落ちてきて防水性が低下してくるため、小さな補修をこまめに行うことが大切です。以下の対応を心がけましょう。

* 毎年(または年2回)目視点検を習慣化
* 気になる部分は早めに補修を依頼
* 雨漏りや雨水侵入の兆候(シミ・壁・床の濡れ跡など)があれば即対応
* 将来的な全面塗装や修理を前提に、予算を少しずつ積み立てる

また、立地条件(海風、高温多湿、日照量など)が厳しい地域では劣化が早まるため、上記スケジュールより早めの対応が必要になることもあります。

まとめ:定期的な点検と補修が安心と長寿命をつくる

塗装工事後のメンテナンスは、単なる“きれいさを保つ”だけでなく、建物の寿命を守る重要なプロセスです。初期の1年点検から、3〜5年の中期メンテ、7〜10年での再塗装判断、そして10年以降のこまめな補修に至るまで、段階ごとに適切なケアを行うことで、大規模な修繕を防ぎ、コストを抑えることができます。

練馬区・北区・板橋区・和光市エリアで外壁塗装をお考えの方は、株式会社光が丘美装がメンテナンスプランのご提案も含めてサポートいたします。お気軽にご相談ください。
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