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なぜ訪問販売の外壁塗装業者には注意が必要なのか?

外壁塗装に関する訪問販売は、思いがけないタイミングで自宅を訪れ、「外壁が傷んでいますよ」「今なら割引できます」などのセールストークで契約を迫ってくることが多くあります。中には良心的な業者もいますが、残念ながらすべてがそうとは限りません。中には、不安を煽るような言葉や、本来必要のない工事を勧めてくる悪質な業者も存在します。

訪問販売業者のセールストークには、いくつか共通するパターンがあります。事前にその手口を知っておくことで、冷静に対応でき、トラブルを未然に防ぐことができます。

「今すぐ工事しないと大変なことになりますよ」

これは不安を煽る典型的な手口です。外壁に多少の汚れや小さなひびがあっても、すぐに大規模な修繕が必要になるわけではありません。「このままだと雨漏りしますよ」「放っておくと壁が崩れます」といった言葉で契約を急がせようとする業者には要注意です。

本当に危険な状態であれば、専門業者にきちんと診断してもらい、複数の意見を聞いてから判断するのが賢明です。

「ちょうど近所で工事していて、足場代が無料になります」

「今近くで足場を組んでいて、ついでにお宅もやれば安くなります」と言われるケースもよくあります。一見お得に見えますが、これはよく使われる営業トークのひとつで、実際には通常価格の見積もりより割高だったという例も少なくありません。

そもそも足場は現場ごとに組み立てる必要があり、共用できることはほとんどありません。このようなトークには冷静に対応し、他の業者との見積もり比較を行うことが大切です。

「本日中に契約すれば半額にします」

「今日契約してくれたら大幅値引きします」というセールストークは、急かして冷静な判断をさせないためのものです。外壁塗装は決して安い買い物ではありません。しっかり比較検討し、家族と相談してから決めるべきです。

このような“その場限定”の言葉は焦らせるための手口と理解し、安易に即決しないようにしましょう。

「モニター価格で格安にできます」

「今、当社でキャンペーン中でモニターとして施工させてもらえれば半額でやります」と言われることもあります。一見メリットがあるように感じますが、これは実質的に値引きの理由を作るための口実に過ぎません。

本当に安くなるのか、そもそも見積もりが適正かどうかはわかりません。モニター施工だからといって、通常より雑な工事をされるリスクもあります。

「この地域は今後、塗装が必要になる家が多いです」

地域全体に向けたアプローチも典型例です。「この辺りは同じ時期に建てられた家が多く、一斉に劣化が始まっています」など、あたかも客観的な根拠があるかのように話してきますが、個別の住宅の状態を確認していない段階で判断するのは信頼性に欠けます。

外壁の状態は家ごとに異なるため、こうした一般論ではなく、具体的な診断に基づく説明が必要です。

セールストークに惑わされないための心構え

訪問販売業者の営業トークに惑わされないためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。

* すぐに契約しない。必ず時間を置いて冷静に判断する
* セールストークに出てきた内容をメモし、信ぴょう性を調べる
* 複数社から見積もりを取り、比較する
* 家族や信頼できる人に相談する
* 契約書や見積もりの内容は必ず確認し、不明点は質問する

特に、外壁塗装が初めての方は、専門用語や工程についてわからない部分も多いと思いますが、不明な点をそのままにしないことが失敗しないコツです。

訪問販売業者と契約してしまった場合の対処法

万が一、不安な状態で訪問販売業者と契約してしまった場合でも、慌てる必要はありません。訪問販売には「クーリングオフ制度」が適用されます。契約から8日以内であれば、書面によって契約を無条件で解除することができます。

また、業者がクーリングオフの説明を怠っていた場合や、不正な手法で契約を結んだ場合には、それ以上の期間でも契約解除が可能になるケースもあります。早めに消費生活センターなどに相談しましょう。

まとめ

訪問販売業者のセールストークには、よくあるパターンがあります。不安を煽る、即決を迫る、「今だけ」や「近所で工事中」といった言葉に惑わされず、冷静に対応することが何より大切です。

外壁塗装は家の資産価値や住環境に関わる大きな決断です。正確な情報をもとに、信頼できる業者と納得のいく契約を結ぶためにも、セールストークの手口を理解し、自衛意識を高めましょう。万一、不審に思った場合は、契約前に家族や第三者に相談する習慣を持つことも、後悔しないポイントになります。