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外壁塗装に使える助成金とは?

外壁塗装工事は、住まいの美観と耐久性を維持するために必要不可欠ですが、費用が高額になりがちです。そんなときに活用したいのが「助成金」や「補助金」です。特に自治体によっては、省エネや景観保全、防災対策などを目的に、外壁塗装に関する工事に対して助成制度を設けていることがあります。

しかし、どんな塗装工事でも助成対象になるわけではありません。この記事では、助成金の基本的な仕組みから、対象となる塗装工事の条件、申請時の注意点まで詳しく解説します。

そもそも助成金とは?

助成金とは、国や地方自治体が一定の条件を満たした工事に対して、費用の一部を補助してくれる制度です。返済義務がないため、申請が通れば家計の負担を大幅に減らすことができます。

主な目的は次の通りです:

* 住宅の長寿命化・耐震化
* 省エネ住宅の普及促進
* 地域景観の保全
* 防犯・防災対策の強化
* 地元業者の活用促進

外壁塗装が助成対象になるのは、これらの目的に合致していると自治体が認めた場合です。

助成金対象となる塗装工事の主な条件

外壁塗装が助成金の対象となるためには、いくつかの共通した条件を満たす必要があります。主な条件は以下の通りです。

1. 地元の業者を利用している

多くの自治体では、地域経済の活性化を目的として、施工業者が「市内または町内に本社・事業所を構える業者」であることを条件にしています。インターネットで他県の安価な業者に依頼した場合は対象外になることがほとんどです。

2. 所定の塗料や工法を使用する

補助対象となる塗装は、省エネ効果のある塗料(遮熱塗料や断熱塗料など)を使った工事であることが条件になることがあります。これはヒートアイランド対策やエネルギー消費の削減を目的とした制度に多く見られます。

3. 一定の築年数を超えている住宅

築10年以上など、ある程度劣化が進んでいる住宅が対象となる場合があります。新築住宅や築浅の物件では、対象外となる可能性が高いため、条件をよく確認しましょう。

4. 工事費が一定額以上である

助成金制度によっては、「工事費用が20万円以上」など最低工事金額が設定されていることがあります。外壁塗装のように比較的高額な工事であれば該当しやすいですが、部分補修などでは条件に合わない可能性があります。

5. 申請前に手続きをしていること

もっとも注意したいのが、「事前申請が必要」だという点です。助成金は申請前に工事を開始してしまうと対象外になることが多いため、必ず申請→審査→承認→工事着工という流れを守るようにしましょう。

外壁塗装で利用される代表的な助成金制度

ここでは、外壁塗装で利用されることが多い代表的な助成金の種類を紹介します。

省エネリフォーム助成

遮熱・断熱性能の高い塗料を使用することで、省エネ効果が期待できると判断されると、補助対象になることがあります。特に夏場の冷房使用量を抑えられる「遮熱塗料」は多くの自治体で補助対象になっています。

住宅リフォーム促進事業

老朽化した住宅の機能回復や、美観改善を目的としたリフォームに対して補助金が出る制度です。外壁塗装に加えて屋根や内装リフォームとの併用も可能なケースがあります。

防災・耐震改修支援制度

外壁にひび割れや剥がれがあると、地震などの災害時に被害が拡大するおそれがあるため、防災目的での塗装や補修が対象となることもあります。

助成金申請の流れとポイント

助成金を活用するためには、事前準備と正確な申請が不可欠です。一般的な流れは以下のようになります。

1. 自治体の制度を確認

まずはお住まいの自治体(市区町村)のホームページや窓口で、外壁塗装に関する助成金制度の有無を確認しましょう。自治体によっては予算に限りがあり、年度内でも受付が終了する場合があります。

2. 業者に相談・見積もり取得

制度の要件を満たす施工業者を選び、見積書や工事計画書を提出してもらいましょう。業者の中には助成金申請のサポートを行ってくれるところもあります。

3. 必要書類の提出

申請書、見積書、住宅の登記簿謄本、写真など、自治体が指定する書類を揃えて提出します。書類の不備があると審査に時間がかかるため注意が必要です。

4. 審査・承認後に着工

自治体の審査に通り、承認書が届いたら工事を開始します。事前承認がない状態で工事を始めると、補助金が受けられなくなるため要注意です。

5. 工事完了報告と補助金交付

工事完了後に報告書と写真などを提出し、問題がなければ補助金が支給されます。

助成金活用時の注意点

助成金を受け取るためには、いくつかの落とし穴にも気をつける必要があります。

* 補助金の額は「上限」があるため、全額が補助されるわけではない
* 複数の制度を併用できないケースもある
* 補助対象期間が限定されていることが多い
* 自治体によっては抽選制の場合もある

また、制度の内容は毎年見直されるため、前年は対象だった工事が翌年は対象外になっているということもあります。

まとめ:条件を満たして賢く外壁塗装を

外壁塗装の費用を少しでも抑えたいなら、助成金の活用はとても効果的です。ただし、条件を正しく理解していないと申請が通らなかったり、補助対象外になってしまうリスクもあります。

まずはお住まいの地域でどのような助成制度があるのかを調べ、施工業者と相談しながら事前準備を進めましょう。補助金をうまく活用することで、費用負担を抑えつつ、質の高い塗装工事を実現することができます。